年齢を差し出して力を得る魔法使いの話

よく昼間に音楽を聴いて散歩しながらいろいろ妄想をするのだけど、今日はなんかこれ面白いなと思った思い付きをひとつ書いておく。

 

男の魔法使いと女の魔法使いがいて、男の方は、魔法を使うほど「年齢」を消費して、身体が子供や赤ん坊に近づいていく。魔力を蓄えると回復して肉体年齢は上がっていくが、魔力をためすぎるとどんどん身体は老人に近づいていく。

魔力をためるにしても使うにしても、一定以上は胎児になるか老衰かで死んでしまう。

だから使うのにも溜めるのにも限界を持つ。

女の魔法使いの方は男とは逆で、魔法を使うほど「年齢」を差し出すことになるのは同じだが、こちらはオーソドックスに加齢していく。魔力を使うほど老いていくので、こちらも魔法を使うには限界がある。また、魔力を回復すれば若返り、さらに魔力を溜めすぎると彼女も胎児に近づいていくのでやりすぎると危険。

二人はなにかのミッションだか災害への対処で初対面して、それ以来お互いの「体質」に興味を持って協力するようになる。

大きな戦いやミッションの直前には、魔力を最大限に高めて蓄えるので、男は壮年に、女は少女になって名物でこぼこ魔法コンビになる。

戦いが終わると二人とも魔力を使い切って、男は一転してだぼだぼ服のショタ、女はいい感じのおばさんになって、ちびっこになった男を女が半分馬鹿にしてかわいがりながら、ショタが嫌がりながらも抱きかかえられて帰っていくのがお約束。

 

年齢がかわるから色々シチュエーションがあって、ロリとショタの園児カップルみたいなのから、じじいとばばあが罵り合って杖でぽかぽかなぐり合ってるところ、ショタが恥ずかしそうにお姉さんに抱きかかえられつつ満更でもなさそうなところ、ロリにおっさんが振り回されてるところなんかが見られる。

 

ここぞというシーンでは、片方が片方に蓄えた魔力を託して渾身の魔法を放つ。イメージとしては、渡す方が魔法を放つ方の背中に手を当てて「たのむっ」とか言って、二人で魔法を「いっけーー!!」とか言って放つベタな感じがいい。

個人的にこのシーンは二人の見た目の変化がポイントだと思ってる(手前で考えといて)。男が女に魔力を渡すときは、男の方は魔力が減るのでどんどんチビになっていき、女の方は魔力が増えて同じくどんどんロリっ子になっていく。

つまり二人とも魔法を放つときには同じスピードでロリショタになって、ちびっ子が協力して大魔法を放ってて、かわいいけどかっこいい。『魔法陣グルグル』みたいなヴィジュアルになる。

 

女が魔力を託して男が魔法を放つときはこれと逆になって、女は魔力を蓄えた幼児の状態から、魔力を委譲してくに連れ少女から大人に変わっていく。このとき男は魔力が枯渇してるショタ状態からスタートして、魔力を受け取るほどに少年から青年、大人へと身体が成長していく。だからこちらの絵面は前者とはうってかわって、魔力を委譲するにつれて二人ともどんどん本来のかっこいい大人の姿に戻っていく。

本来強力なキャラが力を封じられて身体が小さくなっていて、それをここぞで開放するとき大人になった真の姿を見せるみたいのが好き。ドラゴンボールGTの悟空だね。名探偵の方のコナンもそうかな。

 

 

大体こういうことを暇なときは考えてます。